ピアニスト橋本正也トリオ。ベース西川輝正さん、ドラムス米元美彦さんです。４月も５月もやる気まんまんでいらしたのに、こちらの都合で中止させてしまい無念の２ヶ月。３ヶ月ぶりのステージも、それは素晴らしく白熱の演奏でした。
毎月のように熱心に足を運んでくださるお客さまにも再会、お元気そうで何より。中には「３月は自粛がつらくてこっそり来たけれど、あれ以来職場の人以外と話すのは今日が初めてかも！」という方も。皆さま我慢我慢の生活だったご様子。
橋本さんは今夜もピアノはもとより鍵盤ハーモニカ、シンセサイザーを縦横無尽に使い、お二人がそれを支え盛り上げるスリリングな演奏。『Wind of the forest』『トリプルX』などオリジナルに加え、美しいカバー曲も多数披露。終盤、二人の刻むリズムに乗せて鍵盤ハーモニカを鳴らしながらメンバー紹介を始めた橋本さん、「こんなこと絶対しないのに！」とご自身で驚く行動に出ました。あとで「取り乱しました」と照れ笑いしていましたが、演奏のできる喜びが爆発してしまったようです。貴重な光景を目にしました！
「やっぱり音楽できないと死んじゃうなって思った」とも語っていた橋本さん。終演後、お客さまを見送って残った３人は、楽しそうに話を弾ませていました。皆さん何十年も演奏しているプロミュージシャンなのに、音楽を始めたばかりの高校生のようで、新鮮で微笑ましい姿でした。次回こちらのトリオは8/26(水)、西川さんに代わりトロンボーン忍田さんとのトリオは、一足早く7/22(水)にあります！
６月２４日（水曜日） はコメントを受け付けていません