成人の日のエトリーリーディングパーティー(詩の朗読会)、祭日開催ということで出足を心配しましたが、多悶くん、江川さんの身内二人と、シラフくん、小山(しょうざん)くんの常連組に加えて、久しぶりに本宮(ほんぐう)さんと朝月さんそして二人のお友達の唯笑(ゆえ)さんが顔を出してくださったので華やかな雰囲気の中、個性的な朗読が披露されました。唯笑さんのアニメの主人公の絵が見えるような朗読は衝撃的でしたし、夢の話をオムニバスに語ったしょうざんのエピソードも秀逸で、彼の作品としては新しい面が開拓されたように感じました。シラフくんの短歌も今回は食事をテーマに10首、思わず微笑んでうなづいてしまう作品ばかりでした。
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缶コーヒー両手温めしのいでは一体何を守っているのか
自販機のうどんの匂いで思い出す補欠で見てたベンチの景色
160110
夕方に鼻をくすぐる不意討ちはカレーの匂い嬉しい匂い
立ち食いのかき揚げ蕎麦にあれこれと能書きたれる無駄が楽しい
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日本酒の良さか分からぬ日本人それがどうしたビールが美味い
160105
保温器に入れっぱなしでパリパリの年増のたい焼きそれもまたよし
アジフライソースか醤油かタルタルか全ての好み受け止めてやる
豚汁にやっぱり大根欠かせないその為だけに再度スーパー
その街の素顔隠れる裏通り珈琲店でその街も飲む
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眼の前にビールが一本立っていてそこから先に進めずにいる
1月11日(月曜日) はコメントを受け付けていません