34回目の詩の朗読会、参加者はシラフ、小山貴志、秋葉さん、江川さんの4人。今晩も内容充実の感動的な夜でした。
このイベントは必ず多くの人に感動を与えられる可能性に満ちているとつくずく感じました。小山くんの小説は映像が見える素晴らしいものでしたし、秋葉さんの単説はおもわず微笑んでしまッタリ、妙に納得したりの心地よいものでしたし、シラフの短歌は以下の通りでした。
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今朝は晴れ昨日の雨が嘘のようもう何回も騙されている
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旅先の雨と一緒に帰宅するデッキシューズを余韻が濡らす
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野良犬がはびこる街はアレだけど野良猫ならば良しと思える
この街は出来て消えてと忙しい川の流れは多分変わらず
切れ目なく曇天続く空の下足引っ張るように低くつながる
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旅は良いホテルの無機質それすらも楽しみながらローカルテレビ
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店を出るどうやら一雨あったよう触れる夜風にまだ残ってた
ゆっくりと黒ビール飲むそれだけが過ぎる時間を引き止められる
立ち退きで消えた本屋で飼っていた猫の行方が少し気になる
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冬の日のATMの待ち時間遠くで遊ぶ猫見て潰す
3月16日(水曜日) はコメントを受け付けていません