ピアニスト山田貴子さんの奇数月に一度のライブ。今夜は鍵盤打楽器ヴィブラフォン奏者 山本玲子さんとのユニット[yamaco]での演奏。お二人ともお名前に「山」「子」がつくことから[やまこ]。ユニット名もキュートです。
山本玲子さんはネット等で拝見する印象よりもぐっと小柄で、大きなヴィブラフォンを持ちおひとりで移動なさっていてびっくり。ドラムを撤去したステージにあれよあれよという間にヴィブラフォンが組み上がってゆきました。1番前のテーブルの方へぐっとせり出して披露された演奏は、まーー素晴らしかったこと!
お二人ともクラシックから始めてジャズに魅了されバークリー音大で学んだという共通の経歴を持ち、クラシック曲をジャズアレンジにしたりなさっているとのこと。ジャズファンのみならずクラシックファンもお誘いするべきだったと悔やまれました。今夜が初!の先行販売されたyamacoのファーストアルバム『トロイメライ』からの曲を中心に、おふたりのオリジナルやジャジーなベートーヴェンも。今月は同じ曲をメタルで演奏された方もいました。ジャムで『悲愴』を2回も聴くなんて!アルバムは正真正銘の初販売だったそうで、「第1号!」とサインを頂いていたお客さまもおいででした。
山田さんのおなじみのオリジナルも、トリオなどとは全く違った印象で、これまた素晴らしかった。興奮冷めやらず、購入したCDをリピート再生するうち夜が更けました。声の出ない山田さん、早く良くなりますように。
9月27日(金曜日) はコメントを受け付けていません