JAMブログ

橋本正也トリオ。平日に１７時開演という強気な設定！とは裏腹に「お客さま来てくれるんだろうか」と心配げな橋本さん。大丈夫、実は店もヨネさんもお客さまが来ること知ってました。少しだけど。加えて、開演が早まったと知り急いで駆けつけてた方や橋本さんは外せないという方、橋本さんを久しぶりに聴くであろうミュージシャンも来てくださって、バンドみんなで笑顔。（１番に店に入っていらした方には、自然と歓迎の拍手が湧きました）。

橋本さんの１枚目のアルバムから多めだったり、最近よく演奏しているピアニストの曲やサンバ、幅広く選ばれ、ピアノにシンセサイザー・鍵盤ハーモニカを駆使して表現される曲に、ジャズ好き・ブルース好き・ボサノバ好きな皆さんが思い思いに聴き入っていました。橋本さんが絶大な信頼をおくドラムス米元さんは終演後「橋本さんは橋本さんというジャンルだ」。

忍田さんのトロンボーンの熱演には惜しみない拍手が贈られ、吹き終えた忍田さんを見上げる橋本さんの表情もきらきらと輝いていて。あの夢の国への万感の思いが込められた『Stupid Mickey』の最後にはD映画の音楽の一節を入れてみたり、遊び心も盛りだくさん。

お客さまを見送ったのち楽器の片付けを終え一息ついた橋本さんは「お客様には本当に感謝です」としみじみ。確かにこの御時世、足を運んでくださった方々は、本当に　橋本さんの、そして３人が奏でる音楽を聴きたくていらしたのだな、ということが真に感じられました。きっとほかにも、聴きたいけれど事情で来られない方も、いるに違いない。

さてバンドの皆さんを見送りまして明日の仕込み。閉店後は営業電話もこないし、はかどりますな。仕込み終わって、いただきまーす！ハンバーグ今日もおいしいー。じゅわっ。スナップエンドウをハンバーグの脇っちょに入れて一緒に焼いて、と。んー、緑が鮮やか。あまーい。ごちそうさまでした。