「15時半くらいに行きまーす」と湯田さん。とは言っても少し遅れて来るだろなー とのんびり構えていたら、時間より早くおとなしそうな爽やかな若者が。湯田さんのバンド”汽笛と犬”ドラムスの樋口素之助さん!先日わたし新宿で見たよ、やんちゃそうにパワフルなドラムを叩いてたあの?樋口さん!?もの静かで丁寧な物腰に密かにびっくり。続いてベースの宮田岳さんも登場、二人がセッティングを進めているさなかに重役出勤の湯田剛章氏「ジャムにバンドで出るの初めてかも」。そうなのかー。感慨深いですね。
今夜は9月に初登場 名古屋発”the Tiger”と、ジャム初登場 ”汽笛の犬”の対決なのです。77年生まれの湯田さんに、あとは全員90年代生まれ。てことは、ジャムより若い人がほとんど!こんな日があったでしょうか!いや無い!
いざ開演。先陣を切るのはthe Tiger。ジャムを「千葉のホーム」と言ってくれるカワイイ若者達ですよ。しかし音はホンモノ。旧き善きロックファンを唸らせ踊らせる彼らのかっこいいオリジナルの数々。シンプルな音色に、華奢な身体から繰り出されるパワフルなりんちゃんの歌声。アンコールでは名曲『二日酔い』、そしてそしてアレサフランクリン!映画を観たお客様も多く、熱狂の嵐。
続いて真打 汽笛と犬!いつもソロで聴いている湯田さんの曲の数々が、宮田さんのベースと樋口さんのドラムスで新たな魅力を放ちます。ブランカもいいんだけど、やっぱり『北の街 バスターミナル』と『それでも彼女は』が特に印象に残りました。しみじみ。樋口さんは、本番ではやんちゃな顔してました笑。宮田さん樋口さんは、若いながら音へのこだわりが垣間見え、大ベテランから引く手数多なのも納得。プロフィール、すごいんですよ。
最後には汽笛と犬にたいがさんとりんちゃんが加わってセッション、やんややんやの大喝采。お互いのお客様もそれぞれのバンドを気に入ってくれたようで、とってもいい一夜でした。皆様お疲れ様でした!ありがとうございました。サンキュー、犬と虎!
11月14日(日曜日) はコメントを受け付けていません