3月26日日曜日、佐倉市の「さくら朝日健康マラソン大会」に参加してきました。JRで行ったので、佐倉駅からバスで京成佐倉駅に行きそこから臨時バスに乗るつもりでしたが参加者が100メートルくらい列を作っていたので歩いて会場に向かいました。締め切り5分前に滑り込みセーフで受付を済ませ、着替えて準備運動をしているとスタート地点に集合のアナウンス。スタート地点はタイムの良い人順に並ぶので僕は一番後ろの4時間30分から5時間の集団の一番前に並びました。
9時30分ピストルの合図でスタート!陸上競技場をスタートする大会は初めてだったのでトラックを踏み締めて300メートルあまり走り競技場を飛び出しました。コースは朝来た京成佐倉駅まで坂を下って左折するのですがその時点でお腹が痛くなって係の人に「お腹痛いんですけど」と言うと「駅のトイレに行って下さい」と階段脇のトイレを指差されました。
見物の人が奇異の目で見つめる中駅前ロータリーをひとり疾走してトイレに駆け込み用を足して再びロータリーを横切りコースに戻ると最後尾の集団が通り過ぎる所でした。焦る気持ちをしずめつつ5Ɠ地点までキロ6分のペースで走りました。5Ɠ地点を過ぎて暫くすると前方にTシャツに黒いジャージで短い髪を黄色い輪ゴムで後ろで束ねて走っている女の子が目に入りました。淡々と走っているのですがどんどん追い抜いて行きます。すぐに「この娘について行こう!」と決断しました。一人で走るよりペースメーカーの後をついて行く方が何倍も楽に感じるのです。実際彼女のペースは予定していたキロ6分よりもいくぶん早かったのですが「まあ、いいか」と気楽に走り続けました。10Ɠ地点を過ぎてゼッケンをつけていない女性が僕のペースメーカーの女性と並んで走り出しました。暫くすると黄色い輪ゴムの女の子が遅れだし、結局離れて行ってしまいました。僕はブルーのランニングシャツのそゼッケンのない女性の後ろにつき走る事にしました。15Ɠ地点で一気に20メートル登る坂がありほとんどのランナーが歩いて登る中彼女はほとんど乱れなく速度も落とさず登って行きます。僕も必死でついて行き登り切った時は息が苦しくて、「この時点でこれからまだ25Ɠ余りも走るのに何で意地になっているんだ」と反省しました。彼女のペースは黄色い輪ゴムの娘より早く、苦しそうに走る人たちを次々に追い抜いて行きました。
ブルーシャツの女性のペースにあわせて次々にランナーを抜き去り中間地点までなんとか併走しましたが22Ɠ地点から徐々にはなされついて行く事ができなくなり、足取りが急に重くなりました。30Ɠ過ぎについに歩いてしまいました。ほんの2、3分歩いた時ずいぶん前に抜いたバンダナを頭に巻いた女性に抜きかえされました。歩幅も小さくほとんど歩く早さと変わらない彼女なら付いて行ける気がして再び走り出したのです。35Ɠ地点までなんとか付いて行ったのですが、ここでまた歩き始めてしまいました。500メートル程歩いたところで最初のペースメーカーだった黄色い髪止めの女の子に抜かれました。すぐに追い掛ける気力も無くそのまま歩き給水所でストレッチをして又走りはじめました。今度はとにかく一歩一歩前に進もうと気楽に走り出すと意外にも疲労感が薄れて行きました。38Ɠ地点で歩いている黄色い髪止めの娘を抜き、39Ɠ地点で最後の給水をとるとあとはいつもトレーニングしている青葉の森の集会コースを思い出して最後の2Ɠを走りました。競技場入り口の最後の坂は予想以上にきつくなかなか終わりませんでしたが沿道の応援に励まされ登り切り笑顔でゴールする事ができました。記録は4時間35分22秒。ベストタイムを出してしまいました。参加者3000人のうち完走者が1970人そして僕の順位は1549位でした。走り終わって一息入れるとお腹が痛くなりトイレに駆け込みました。
3月26日(日曜日) はコメントを受け付けていません