北見のホテルで借りたレンタカーで朝8時知床半島目指して出発、斜里町ウトロでウニ漁師をやっている、37年前に一緒にバンドをやっていた友人を訪ねました。135キロの道のりも素晴らしい天候と北海道の景色を満喫しました。
11時少し前にウトロに到着。いきなりチャイムを鳴らすとこれ又37年ぶりに会う奥さんのひとみさんが玄関に現れ「あー、拾参」とすぐにわかってしまいました。続いて現れた相原晋一 、固い握手を交わし再開を喜び合いました。いつもなら漁に出て午後2時頃帰って来るのですが,海が荒れていたので出漁せずに家で仕事をしていたのでした。初めて訪ねた自宅はGVO(ジーボ)というライブバーもやっていてそのフロアーで美味しいコーヒーをごちそうになり懐かしい昔話に花を咲かせ3人で(奥様プロのボーカリストでしたし,旦那さんはギタリストだったので)ブルースセッションをしました。アイちゃん(相原晋一氏の僕らだけの呼び名)のギターの腕は錆び付く事無く達者でしたが奥さんのひとみさんの歌の渋いのにびっくりしました。「せっかく来たんだから知床峠に行ってくれば15分も車を走らせれば着くから、うまくすると国後島が見えるよ!」と勧められ、一路知床峠を目指しました。頂上はまだ雪が残っていて風が冷たくTシャツでは寒いくらいでした、それでも雲海の向こうに国後島が黒いシルエットで見えました。思いのほか近くに見えてびっくりしました。
GVOに戻ると,僕のために用意してくれていたと言う3日寝かした馬糞ウニが御飯が見えない程盛られたウニ丼とウニの塩づけ、そして昆布のおひたし、どれもうまくて至福の昼食でした。食後は一階の仕事場とスタジオを見せてもらい2時に再開を約束してウトロを去りました。
素敵な1日でした。
6月28日(土曜日) はコメントを受け付けていません