22回目のポエトリーリーディング、4月に本格的な詩集『シンメトリースメル』を出版された秋葉さんが新宿紀伊国屋でも在庫がないという貴重な1冊をプレゼントしてくださいました。本日の参加者は多聞くん、秋葉さん、シラフくん、小山くんの4にんでした。盛況だった先月から比べると寂しい雰囲気でしたが、アメリカンフォークロックの出演者の永島君が聞きに来てくれたので皆さん気持ちのこもった朗読をしてくれました。トップバッターの多聞くんが、デゥケンズの自伝的小説「デビット・コパフィールド」を1時間20分も朗読、場内はその間静寂のまま、不思議な時間が流れました。2番手は秋葉さん、早速、『シンメトリースメル』の中から3編、現代社会の刹那を切り取った刺激的な作品でした。3番手のシラフくんは自作の詩を3編朗読、最後の『力道山のアルバイト』は古き良き昭和の香りのするエッセイでした。4番手の小山くんは、喧嘩した友人シリーズの1部2部3部を朗読。これまた、心理描写が巧みな私小説でした。休憩を挟んで、秋葉さん、シラフくん、小山君が朗読し、最後に秋葉さんに締めていただき、イベントは10時に終了しました。
5月21日(木曜日) はコメントを受け付けていません