66回目の詩の朗読会、オビワンの旅行記朗読でスタート。続いて江川さんが「オーヘンリー」の短編小説を朗読、3番手はシラフさんが傑作の香り高い400字小説を4編披露。そして4番手は小山君、先月読んだ自作の小説『街灯』の後編を2部に分けて聞かせてくれました。最後にシラフさんん短歌10首を披露します。
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ポイントが貯まり何だか金持ちになれた気がするそれもまた良し
冬の日のそれほどでない寒さには中辛カレーしみじみと合う
ちょっとした香りで昔思い出し良いも悪いもピンで止められ
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それぞれの帰宅を乗せて走りゆく夜の電車の気持ちは速い
出先では少し贅沢電気代上げて下げての設定温度
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冬という侵入口を見つけたら皆に代わって房いでおこう
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挨拶と一緒に季節が変わってはただ当たり前繰り返してる
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またしても安さに負けて後悔し自分自身に連敗してる
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少しずつ使っていてもその内になくなるという毎日の中
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気に入ったコップの順に割れてゆく悲しみながら燃えないゴミへ
12月25日(火曜日) はコメントを受け付けていません