1曲目『Gold Picture』から、うわーっと心を揺さぶられる演奏。上村計一郎さんの刻み始めたリズムに乗せて中山雅世さんがピアノを奏で始めたとたんに、すっかりその世界に引き込まれました。ジャムのピアノ、いい音だな、うっとり、、あっ、中山さんの力か💦
小柄で親しみやすい印象の中山さんですが、ステージでは大胆にドラマティックにご自身のオリジナルを次々に披露していきます。中山さんが全幅の信頼をおく上村さんがそれに応え、1曲終わるごと、ドラムソロが終わるごとに盛大な拍手。
初めて披露された、愛犬ラヴェルちゃんを想って作られた『R』は、静かなところと軽やかなところに喪った悲しみと元気にじゃれたり走り回ったりする様子が感じられて、胸に迫りました。バラード『さすらい』は、行くあてもなくさまようような、さみしいけれど気ままに何処へでも行ける自由さのような、、、そんな雰囲気を感じます。
福岡から来られてタイミングが合う時にしかジャムでは聴けない上村さん。今回都内等のライブは半分以上がキャンセルになってしまったとのこと。ジャムは開催できてよかった。今夜は泣く泣く諦めた方も多い中、少ないながら足を運んでくださったファンの皆さんに聴いていただけてとてもうれしかったです。
素晴らしい演奏を聴かせてくださったお二人、足を運んでくださったみなさま、ありがとうございました。心より感謝申し上げます。
4月1日(水曜日) はコメントを受け付けていません