”明日はきっと 明日はもっと なにも望まないけど 明日はきっと 今日よりちょっと しあわせであるように”
『キラキラ星』を聴いてメガネに雫を落としながら、ふと目をあげると、背中越しに目元を拭う様子のお客さま。
時々泣いておられる女性はいらっしゃいますけれど、男性の涙まで誘うイダさんの歌声。
3年前の曲ですが、今の状況にかさねて聴いたお客さまは多かったんじゃないかな、、
いつものお通しのワルツではなく、クロークで始まった今夜は、
あえてマイクから外して ひそやかに歌ったり、軽く爪弾いたり。
そんな小さな歌声やギターの音色にも、皆さんが身を乗り出して耳を凝らして聴くような、そんな64回目の『イダセイコ ハートフルライブ』。しっとり噛みしめるような、ひとときでした。
イダさんの要望など取り入れ、音響的には色々初の試みもあったのですが、結果、とても良いライブであったと、感動した江川です。そしてイダさんからのサプライズをいただいたり、この状況で来られないけれど、、とジャムのことをずっと気にかけてくださったお客様が以前と変わらぬ朗らかな笑顔を見せてくださり、ちょっと食事するだけかと思いきやライブを全部聴いていってくださったこともまた、大きな喜びでした。今日は悲しい歴史の日で少し元気なくジャムに来ましたが、温かい想いに溢れました。
8月6日(木曜日) はコメントを受け付けていません