先週の「ジャムミュージックフェスティバル」の会場ロングウッドステーションの南さんが今日行われるジャズのライブを勧めてくださったので、来週のロードレースのトレーニングもかねて茂原から走って聞きに出かけました。長柄の山の2キロメートルほど続く上り道にかなり消耗しながら1時間ほどで到着。演奏は多目的ホールで12時丁度にスタートしました。
サックス(フルート)とエレキベースとドラムのトリオがスタンダードナンバーで演奏開始。次の曲を何をやろうかと相談して決めている様子にまずびっくり。そして少ないなりにも聴きに来たお客さんに一切挨拶や曲目の説明もしないで、2曲目の「マーシーマーシーマーシー」を演奏、テーマが終わってサックスがソロを吹き出すとリズムセクションは平気でテーマのコード進行でバッキングを繰り返す始末。本来アドリブはツーコードを繰り返しサックスの合図でさびに入るはずなのに・・。
3曲目以降もそのたびに曲を探して決めている始末にもしかしたらこれは公開練習なのかな?とふと不安になりましたが、ステージにはクリスマスリースが飾られ両脇にはクリスマスツリー、そして100席あまりの椅子が並べられているので一応イベントなのだろう思われます。結局1時間足らずそんな演奏を聴かされ心身ともに寒くなって帰路につきました。南さんや関係者にあったら余計なことを言ってしまいそうでご挨拶もせず失礼しました。帰りは下り坂が多く時間もかからないと思っていたのですが逆に10キロあまり走ったあとスタミナ切れを起こし最後の2kmは歩いてなんとか帰宅しました。
一言の挨拶や、曲目紹介や、入り口のポスターや、手渡しのチラシや、ステージを始める前に曲目を決める事や、そんな当たり前の事をきちんとやるだけであのバンドもすごく良くなるのにもったいない限りです。母親に連れられて入って来た幼い女の子が「なんて曲なの」と曲が終わって静かになった時に聞いていたのに、無視かよ。
11月28日(日曜日) はコメントを受け付けていません