午前1時起床、1時30分から朝食、2時30分ホテルを出発、4時スタート地点の湧別に到着。
北海道に来る時の飛行機で隣同士の席で親しくなったランナーの橋本さんと山平さんと合流、着替えた後スタート地点のカンバンの前で記念写真を撮る、5時3500人のランナーが一斉にスタート。第29回サロマ湖100kmウルトラマラソンの幕が切って落とされました。しばらく走っているとホテルからのバスで席が隣同士になった19年前から参加していると言う65歳の女性を見つけたので彼女の後に着いてキロ7分のラップで走り続けました。20キロ地点までは疲労感も無く調子良く走る事が出来ました。途中で橋本さんや山平さんともすれ違い笑顔で声を掛け合いました。30キロ過ぎ当たりから体が重くなり、40キロ過ぎにはばててしまいました。それでも何とかキロ7分のペースを守って走っていたのですが、腹の具合が今ひとつで3度もトイレに入ったのが 響いて脱水症状なのか熱中症なのか、めまいがして走るのに足下がおぼつかなくなりました。50キロの関門通過が制限時間の3分前という危うい状況で、気づけばすぐ後ろに最後尾と書かれたパトカーがいるでは有りませんか。55キロの着替え地点に到着した時に「無理しないでね」という女房の言葉が頭をよぎり,リタイアを決断しました。30度を越す暑さの中、完走率が55%という結果が厳しいレースコンディションを象徴していたようです。
ちなみに橋本さんは11時間台で完走を果たしました。山平さんは96キロ地点でリタイアしたそうです。あの暑さの中完走を果たした橋本さんと、96キロ地点まで走った山平さんのねばりに敬服しました。贅沢な予行練習になってしまった今回の100km挑戦ですが、来年リベンジしようと決心しました。
6月29日(日曜日) はコメントを受け付けていません