JAMブログ

JAM店長・江川が今日のライブ、今日の出来事を毎日更新しています。

06 6月

6月6日(金曜日)

Posted in 毎日更新ジャムニュース on 06.06.03 by Merlyn

本来予定の入っていなかった金曜日、急きょ「拾参道場」を企画して見ましたが、熱心なミュージシャンが2人訪ねてくれました。二人にとっては、目からウロコの2時間を過ごしたと思います。その後は明日のライヴに向けてひとりリハーサルをしました。

6月5日(木曜日)

古沢あいのマンスリーライヴの第一木曜日。6月最初の営業日。口開けはスパイダーウォークブルースバンドのベースマン金田洋一君。彼のもう一つのバンドでオルガンを演奏している米田直子さんと入籍した事を報告に来てくれました。おめでとうございます。続いて登場したのは今日のゲストの関秀人。久しぶりのジャムでのライヴ、昨日までの旅行の疲れも見せず、気合十分のリハーサルを聞かせてくれました。ライヴの始まる時間にお客さんが3人と一寸淋しい状況でしたが、二人とも熱いステージでした。関秀人の歌と演奏を始めて生で体験したお客さんが感動して次の出演予定を訪ねて行きました。嬉しい事です。

初めての慰安旅行
6月2日から4日までライヴハウスアンガの従業員といっしょに沖縄に行きました。午前7時の飛行機で飛び立った僕らは9時30分には那覇国際空港に到着、レンタカーに分乗して一路、国際通
りの公設市場へ向かいました。市場の露店で「ソーキソバ」と「ぜんざい」で腹ごしらえしていると、颱風5号が接近していると言うニュースが入り急いで宿泊地の北谷(ちゃたん)に向かいました。
3時にホテルにチェックインすると強い日ざしがしばらく続く事を祈りながらすぐに海岸に向かいました。壁面
にきれいに沢山の人の作品がペインティングされたコンクリートの堤防を乗り越えると、テレビやポスターで何度も目にしたあのエメラルドグリーンの海が目の前一杯に広がっていました。下に降り一面
珊瑚の白い死骸の上を歩いて磯を波打ち際まで歩いて行き、信じられないくらい青い魚やヒトデやナマコを見つけ歓声を上げていましたが、海水浴目当てのアンガの従業員は泳ぐ事のできる浜辺を求めて車で移動する事になりました。
観光地図で見つけた「サンセットビーチ」に向かうとかなり立派な施設に到着しました。駐車場に車を停め、門のような大きな建物の
中央をくぐり抜けると目の前にあまりにも情けない直径100mくらいの池のような人口海浜が現れました。沖の空の滲んだ太陽の光でシルエットとなった4人の男達は膝までしかない海で水を掛け合い近づく颱風に抵抗しているようでした。夕方雨が降り出し、風も出て来ました。夕食を金松というステーキ屋でとり、一路ライヴハウス見学の為に「コザ」へ!基地の町はメインストリートに入ると雰囲気ががらりと変り、何かが起こりそうなきな臭い雰囲気が漂い、どきどきしながら歩き回りましたが、4軒有るライヴハウスが総べてお休みで、傘もささずにぬ
れねずみで肩を落として帰って来ました。
6月3日、目覚めると外は雨と風。テレビのニュースでは夕方6時頃最も接近するとのこと、朝食を済ませ全員で島の中央部「名護」へ沖縄自動車道路で向かいました。予定通
り10時過ぎには名護に到着、11時には従業員の中台の友人と落ち合い、二人が旧交をあたためている間、海洋博の会場に残る『沖縄美ら海(ちゅらうみ)水族館』に出かけました。水族館のスケールの大きさにただただ感嘆。鮫やエイや名前も判らない大きな魚が目の前を悠々と泳ぐ姿は不思議な体験でした。大雨の中名護に戻り
昼食を中台の友人に紹介してもらったお店で済ませると一路島の最南端『平和祈念公園』へ向かいました。資料館に到着する頃には雨も上がりました。今回の旅行の最も大切な目的であったこの場所で平和の為に命を落とされた20万人の方々にお祈りを捧げられ、若い従業員に戦争を少しだけ身近に感じてもらえる時間でした。続いて「ひめゆりの塔」を訪れましたがあまりの観光地ぶりに怒りさえ覚えました。颱風は荒れ狂う事も無く去り、眩しい太陽の降り注ぐ中「糸満」を通
って「那覇」に向かい国祭通りでお土産を買い込みホテルに戻りました。沖縄最後の夜は近くの居酒屋でオリオンビールを飲みながら地元ならではのつまみを楽しみました。島らっきょうのテンプラはおいしゅうございました。
6月4日、目覚めると凄い晴天。空には雲一つなく海はエメラルド色に輝いています。そそくさと朝食を済ませ、さっさとチェックアウトし、いざ浜へ!車で2分くらい走ると行き止まり、その前の堤防を登るとそこはプライベートビーチのような浜辺。解き放たれたように全員沖縄の太陽と海を満喫。泳ぐもの有り甲羅干しするもの有り、散歩するもの有り、そんななか浜の端に記念碑を発見。僕達の泳いでいる浜は、昨日平和祈念公園の資料館で知った沖縄戦の米軍上陸地点だったのです。
一時過ぎに海水浴を切り上げて、一路那覇へ。従業員谷口の大学時代の友人の実家の蕎麦屋さんへ向かいました。お店は『御殿山』と書いて『うどぅんやま』築150年の民家をそのまま店にしてあり、お蕎麦も煮物もまぜ御飯もぜんざいもこの旅行で最高の味ばかりで感動的でした。3時過ぎに最後の観光地『首里城』に到着。建物のスケールも色彩
も素晴らしく石畳に刻まれた歴史を踏み締め隅々まで見学しました。4時過ぎ後ろ髪を引かれる思いで那覇空港に向かいました。
7時に離陸した飛行機は9時には小雨の羽田に到着。雨は千葉に向かう車の中の僕達のほてった肌を冷やすかのようにどんどん強く降りつけるのでした。


 

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