17 11月
Posted in 毎日更新ジャムニュース on 17.11.16 by Merlyn
42回目のポエトリーリーディングパーティー、参加はオビワン、江川さん、ニノちゃん、雪之情さん、ショウザン、シラフの6人。オビワンは先月に続いて京都のバンド「騒音寺」のボーカル、ナベさんの詩集「夏の墓標」から3編を朗読、江川さんは大好きなウルフルズの歌詞を朗読、ニノちゃんは仕事で起きた不愉快な出来事を朗読、雪之情さんは大好きなバンド「ラファエル」の解散ライブのベーシストの挨拶を朗読、ショウザンは新作の小説「千葉港の吸血鬼」を朗読、そしてシラフは5年ぶり人検証に入賞した話からカップラーメンネタのしを朗読してくれました。ショウザンの小説は二つの物語が並行して進んで行く緊張感あふれる構成で思わず引き込まれてしまい、第2部での朗読が早く聴きたくて休憩は10分ほどで2部を始めました。ニノちゃんの仕事場での話は人間の残酷さと弱い人にしわ寄せがいくヘヴィーな内容でしたが本人が明日に向かって頑張ると宣言してくれ救われました。雪之情さんの短歌20首は鋭い視線で人間観察をしていて秀逸でした。ショウザンの小説は、会社のほのぼのした人間模様と凄惨な連続殺人事件が交錯し予想外の終焉を迎えました。最後はシラフが短歌10首を朗読し無事終了しました。いかに掲示します。
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いつまでも減らないガムを噛みながらいつかは終わる日々を過ごして
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歳を取り体あちこち鳴り出した人はゆっくり音楽になる
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中吊りの中の世界は賑やかで自分は今日も体重量る
雪に足豆腐に箸のその時の罪悪感を楽しんでいる
お湯入れて三分待つという指示を破ることから始まる未来
多分冬だけど時々暖かい十一月の置場所探す
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美味いもの漏れなくカロリー付いてくる心瞑って美味しく食べる
不憫かな海を渡ってこの我に食べられているカシューナッツ
朝の空飛行機雲を眼にするも誰でも出来る仕事に向かう
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懐かしいバイク通ればそれだけで匂いや景色思い出したり