６５回目の詩の朗読会、７時ちょうど、店主の野口が「夢のカリフォルニア」の第１部を５０分近く朗読、続いて従業員の江川さんが新聞の十二支占いを朗読、３番手はシラフさん、ここ２ヶ月披露している４００字の小説を５編朗読してくれました。４番手は小山くん、自作の短編小説『街灯』をじっくり読み聞かせてくれました。休憩を挟み第２部はシラフさんの短歌１０首でスタート。２番手は遅れていらした猫村ハイジさんが大槻ケンジの歌詞を朗読、最後は小山くんが小説の後編を朗読してイベントは終了しました。今晩も内容充実の夜でした。最後にシラフさんの短歌をご紹介します。
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眼を瞑り朝日を浴びて十数分送迎バスの荷物となって
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その時がいつになるかは知らないが資材は黙って夜露に濡れる
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真夜中の駅の階段落ちていた食べ掛けのパンブルース潜む
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少しだけ肌寒いという一日を重ねることで答え見えるか
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枯葉にもきっと好みはあるだろうなのに掃かれてひとつにされて
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スマホにて話し相手に頭下げ固定電話の名残継承
カーブにもきっと事情があるはずだその道通る度に考え
あの店であれを食べると思っても売り切れもある身近な地獄
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まだ寒くないなで油断しているといつも視界の外から冬が
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気が早い社員さんに朝イチで残業頼まれ覚悟が決まる
１１月２７日（火曜日） はコメントを受け付けていません