詩の朗読会68回目。今夜はシラフさん、武藤珠貴さん、楠木多悶さん、江川の参加で開催いたしました。自作のショートショートあり、短歌あり、笑点の大喜利をお一人で見事に再現、出演舞台のセリフのダイジェスト版を披露などなど、皆さんそれぞれに工夫を凝らした朗読でした。初めて聴きにおいでの方も喜んでくださり、昔クロスオーバーイレブンという音楽と朗読のラジオ番組が好きだったと楽しい思い出話を聞かせてくださいました。お食事に立ち寄ってくださった方もいらっしゃり、楽しい夜になりました。(江川)シラフさんの短歌10首です。
190218
好き嫌いただそれだけの純粋にそれは差別と野暮な馬鹿者
190217
会う人に寒い寒いと言いながら早く春来い呼んでいるのだ
190214
ゆるやかに積もることない弱い雪意味はなくとも意思はあるのだ
190213
しみじみと魚のフライ食べなから泳いでた海思うは身勝手
190205
使い捨てそう言われてるライターは多分そこでは納得しない
190124
稼げぬと分かっていても残業がないのは楽し帰宅は嬉し
190123
風邪引いて予定変更することで見えるものあるそう思い込む
190109
いつの間に空き家の家の前通る気になるうちはまだ居るのだな
190108
一本の柱になって冬の朝ホームで黙って電車待ってる
181229
自らの未来に期待しているが部屋の掃除は諦めている
2月26日(火曜日) はコメントを受け付けていません