JAMブログ

ピアニスト山田貴子さんの隔月ライブ、今夜はギタリスト鈴木直人さんとのデュオでした。山田さんのオリジナル曲にスタンダードナンバーなど、ピアノとギターで押したり引いたり、時に優しく激しく展開される演奏に、耳はもちろん目も離せないお客様がじっとステージに集中なさっていました。山田さんがよく演奏されるオリジナル曲『rememberance』や『Hasu蓮』も、ギターでは雰囲気が変わりこれもまた素晴らしいものでした。鈴木さんはジャジーなギターはもちろんロックテイストの演奏もされ、ピアノとともにぐんぐん盛り上がっていく様子に大歓声や大きな拍手が贈られていました。いつにも増して、山田さんの楽しそうな笑顔が印象的なライブは、人気の高い『Pictures of childfood』で終わり、アンコールはスタンダードナンバーを軽快に演奏して締めくくられました。次回は５月３１日（金）、新譜が出たばかりのユニットtryphonicがジャム初登場です！（江川）

やまもと俊子のお気楽シャンソンナイト６４回目。今夜はデニム地のお着物に春のお花があしらわれた帯という素敵な装いのやまもとさん。ピアノのアモールさんもチューリップの描かれたブルーのショールで、春らしい姿のお二人による素敵な歌とピアノが奏でられました。曲も、シャンソンだけでなく唱歌や千葉のご当地ソングなどまじえ、春にまつわる選曲で皆さんに春の気分を届けてくださいました。おなじみの曲に加え、おそらく初披露という『糸』もとっても素敵でした。常連の方々はもちろん、初めておいでになったお客様も楽しんでいるご様子で、外はまだ肌寒い夜ですがジャムはあたたかい空気に包まれました。アンコールの後お客様にせがまれてアモールさんが『ROSE』を披露する場面も。お二人のライブ、次回は８月２９日の予定です。（江川）

日本語オリジナル限定オープンマイクイベント言霊。菅原史朗さん、きよたく さん、椎名瞳さん、ショータさんの４組が参加してくださいました。菅原さんは新しい曲も含め、気持ちの伝わる歌を丁寧に聴かせてくださいました。きよたく のお二人は、ほっこりゆったり心温まる歌詞と繊細なギターが素敵な曲、そして愉快なお話を。ストーミーマンデーには何度もいらしている椎名瞳さんは、言霊には初参加で緊張しているとのことでしたが、フレッシュな歌声とピアノ演奏に皆さんから歓声が上がっていました。ショータさんは今夜、新しい何かをつかんだようで、これからが楽しみな輝いた表情をなさっていました。聴きにきてくださった方、演奏には間に合わなかったけれど皆さんに会って食事だけでも、とおいでになった方々で終演後もにぎやかな夜となりました。言霊は入場無料ですので、聴いてみようかな〜とお思いの方ぜひお気軽にお越しください。参加者も募集中！（江川）

朗読のオープンマイクイベント、詩の朗読会６９回目。千葉城のお花見帰りに『朗読聴きに来ました〜』とお気軽にご来店、実はミュージシャンでもあるというさいとうすすむさんが急遽初参加。行きつけのお店を卒業するスタッフさんへの餞に贈った詩を朗読して盛り上げてくださいました。同じく初参加の松井知恵子さんはお嬢さんが絵を描きご自身が詩を書いたという本の中から詩を。ご自身の思い出や経験を交えて聴かせてくださった朗読は、皆さんの胸に沁みいったようでした。シラフさんは原稿用紙１枚小説を数篇と短歌。皆さんクスリとしたり、感心したりと楽しんでおられました。多悶さんは柔術家木村政彦の評伝を、日伯の歴史、白熱の試合風景など含め緊迫感溢れる朗読で披露。松井さんと格闘技にかかわる意外な事実など、話題が盛り上がりました。江川は短歌と俳句を朗読いたしました。

毎回新作を披露してきたシラフさんの短歌は４０回目の今回でひと区切りにし、またいずれ披露してくださるとのことです。今月の短歌をご紹介します。どなたもきっと共感する一首があるはず！（江川）

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あとひとつたったひとつのはずなのにすぐにつかめるそれではなくて

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もういいと冬服仕舞って寒い朝寒の戻りよ話があるぞ

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うっかりと傘を忘れりゃ突然にあれこれそれが自動再生

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数分の違いで顔ぶれ変わる春時刻改正電車が揺れる

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川覗き何かいないか探してる金かからない贅沢もある

線路沿い走る電車を眺める子その楽しみを忘れてしまった

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ガタついた自転車の音聞きながら買い物に行く平日の春

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気を抜けば冬のコーヒーすぐ冷める我は黙って手遅れを飲む

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晴れた日は我が物顔に飛ぶ鳩も雨は居場所を探して迷う

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三月になればとたんに春が来るそう思い込み冬を振り切る

瘋癲野朗１５０回めのNAKED LIVE、ベースの小沢君に初めてのお子さん（お嬢さん）が誕生したため出演ができずベースレスの変則トリオ編成での演奏となりました。１月に初めて聞きに来てすっかり瘋癲野朗のファンになった鎌田さん親子が今回は上の高校生のお兄さんも一緒に３人で見に来てくれました。ベースの無い瘋癲サウンドは最初はどうしても物足りない感じがしましたが、不思議なことに途中から３人のアンサンブルやコーラスが楽しく聴けるようになりました。ギターとボーカルの海保君の奮闘はもちろんのことキーボードの細見君の控えめな発声がだんだん大きくなっていく様子、ドラムのタイタイの繊細な演奏がクローズアップされ、一味違うライブを楽しむことができました。

夕方４時過ぎに「 SHISHIBA」のお二人が『拾参道場』に入門、じっくり時間をかけて基本の見直し作業をしました。予想以上の成果に今後が楽しみなお二人です。６時過ぎからお食事のお客様が何組かお越しになり静かな土曜日の時間がまったりと流れていきました。

イダセイコと吉川忠英　房総族ツアー２０１９！一昨年以来の吉川忠英さん、変わらぬ朗らかな笑顔でジャムにいらっしゃいました。今回はハンバーグ＆ライスのお食事付きのライブ。遠く愛知県からイダさんを聴きにお越しの方や、忠英さんの旧知の方、忠英さんがギターを弾いている曲をたーくさん聴いてきた方などなど、いっぱいのお客様に囲まれてまずイダさんが歌い始めました。

イダさんは緊張気味？ながらもいつもの温かい優しい歌声とギターをゆったり聴かせてくださいました。イダさんをはじめて聴く方もうっとり聴き入っていました。続いて吉川忠英さん。ギターの素晴らしい音色はもちろんのこと、歌もとっても素敵です。オリジナルに、洋楽のカバーやインストゥルメンタル、楽しいお話、、、皆さんを虜にしていました。お気に入りの曲が演奏され、私もこっそり嬉しくなってしまいました。お店の空気が一つになって、音楽を楽しんでいる素敵な時間でした。

アンコールは、お二人の出会いになったというイダさんの『がんばりすぎなくていいよ』を忠英さんのギターとイダさんの歌で競演。鳴り止まない拍手と皆さんの笑顔が、素敵な夜をあらわしていました。（江川）

祝日開催となった３６回目のビートルズナイト。トリオザビートルズにギターの中山さんが加わって４人編成での初めての演奏、ベースの綾人くんのレパートリ−９曲とレディーマドンナの全１０曲を気持ち良く演奏させてもらいいい汗かきました。続いて三浦和久さんのソロ、「エリナーリグビー」に果敢に挑戦した勇気に大拍手でした。３番手は初参加のコスビーこと小菅さん、これまた渋い選曲で３曲聞かせてくれました。続いてピアノのえつこさんが弾き語りで１曲披露してくれました。続いてかんまさんが３曲独特の雰囲気で歌ったってくれました。なんといってもジミーヘンドリックス風にアレンジしたゲットバックは絶品でお客様から大拍手を受けていました。続いて工藤ジョンイチさんのピントルズ。これまたコアな曲を３曲披露してくれました。そして最後はE-Beatsの登場、最初にお客様を４人も呼んでくれたドラムの東丸スターに敬意を表して３曲歌ってもらいました。次にギターの中山さんに再び加わってもらいアビーロードのほぼ全曲をたっぷりお送りして無事イベントは終了しました。

ピアニスト・鍵盤ハーモニカプレイヤー橋本正也さん、ドラマー米元美彦さんにトロンボーンの忍田耕一さんを加えてのトリオライブ。忍田さんは約１５年ぶりのジャム出演とのこと、そんなに経つっけ？と皆さん驚いていらっしゃいました。序盤探り合いながら始まった演奏も、進むにつれてのびのびとまたせめぎ合いながら盛り上がって行き、２度のアンコールに応える熱演を聴かせてくださいました！毎回熱心にお顔を見せてくださる方や、お忙しい中駆けつけてくださった方に支えられ、橋本さんも充実の表情でした。終演後、翌日のビートルズナイトの準備のため来店したクドウさんと米元さんが２０年ぶりの再会を果たし、思い出話とお互いの近況のお話に花が咲いていました。（江川）

ジャズギタリスト小暮哲也さんの５７回目のソロライブ。今晩のトピックスは何と言っても小暮さんにジャズギターを師事している安藤さんの初ライブでしょう！ファーストステージの最後に小暮さんの紹介でステージに上がった安藤さん、『ブルーズ』『枯葉』『4on6』と３曲を披露してくれました。
テーマを小暮さんが弾いてソロを安藤さんが取るパターンで２曲、最後の『4on6』はテーマも安藤さんが弾いてスリリングな４バンスもあって最高に盛り上がりました。